新潟県村上市高根
Road Map :日本海東北道を朝日まぼろしICで下りてR7にて高根集落に入り、
林道鈴川線に入る。
Route Map:遊歩道で滝壺までを往復し、その後、林道からの上方からも滝見する。
『日本の滝百選』 写真ではその迫力は伝わらないが感動出来る渓流瀑だった。
ウィキペディアから
三面川の支流、高根川上流の鈴谷本流にかかる滝で、朝日連峰の西側に位置す
るが、磐梯朝日国立公園の指定区域にはぎりぎり含まれていない。落差55m、幅10m(諸説あり)の滝であるが、水量の多いときは豪快かつ美しい容姿を見
せてくれる。また、滝壺に下り、飛沫を浴びる事もできる。広場から林道を少
し遡ると、鈴ヶ滝を上流から見ることもできる。
鈴ヶ滝
今日は ”苗名滝”と ”惣滝”の滝百選の2つの滝を見て来たが、共に水量の多い迫力がある
滝ではあったが、直瀑だったので何の魅力も感じなかった。”鈴ヶ滝”は長大な渓流瀑であり、
見る場所に寄ってまったく違う顔を見せてくれる魅力ある滝だった。
〔035〕鈴ヶ滝 (落差55m)
鈴ヶ滝は惣滝と同じく新潟県の日本の滝百選であるが、新潟県の北の端と南の端と距離としてはかなり離れている。それを同日に巡ることにした。
すずかたき
散策時間:1時間04分(遊歩道往復、林道往復)
林道鈴川線沿いに遊歩道入口と駐車場がある。
遊歩道入口周辺には広い駐車スペースがあったが、トイレは無し。
林道を走っていると、この景観が出て来て ”鈴ヶ滝”への遊歩道入口が簡単に判った。日本の滝百選は全てこうでなくてはいけないと思う。
徒歩15分、300mと表示されていたので簡単に滝見出来そうだ。
遊歩道入口に立っていた散策簡易地図には小滝の絵も描かれていた。
12時30分に遊歩道を下り始める。
広葉樹林帯の中の遊歩道を緩やかに下って行くと樹林の奥に大きな滝が見えて来た。
遊歩道を進むと ”小滝”を横から見ることが出来た。
歩き出して直ぐの距離で涼し気な滝に出合えた。
これが落差38mの ”小滝”のようだ。
中々、雰囲気の良い道が続く。
遊歩道は木橋も補修されていて良く整備されていた。
更に鈴谷川に向けて緩やかに下って行く。
特に何も無い所に ”鈴ヶ滝”の豪華な標識が立っていた。
沢沿い(鈴谷川)の道となる。
鈴谷川に架かる吊橋が見えて来た。この上流に ”鈴ヶ滝”があるのか?
吊橋を渡ると古びた鉄製階段が出て来た。
吊橋は頼りなく、上下左右によく揺れた。
遊歩道をトラバース気味に歩いていると前方に落差55mの分岐瀑である ”鈴ヶ滝”が見える様になって来た。
駐車場から18分にて滝見台に着く。
滝見台から滝壺に下る道が付いていたので、滝壺へ行ってみる。
滝壺側に下りて見た ”鈴ヶ滝”は更に男前に見えた。これは好みの滝姿である。
これまで各地の渓谷で素晴らしく綺麗な沢水を見て来ているので
”鈴ヶ滝”の沢水は別段、綺麗とは思わなかった。
遊歩道から見える ”鈴ヶ滝”
大きな写真と同じです。
じっくりと ”鈴ヶ滝”を眺め、写真を一杯撮って復路に入る。
この辺りからは ”鈴ヶ滝”を見ることが出来る。
駐車場への最後の上りに入る。左側には ”小滝”が流れている。
吊橋に戻る。
小滝橋の下には ”小滝”の滝口があった。
復路20分で一旦、駐車場に戻り、滝口を見る為に林道に入る。
車でも行けそうであるが、見逃しを防ぐ為に歩いて行く。
更に林道を進んで行くと、林道脇に小さな祠があったので、
展望所かと思ったが、渓谷が見えるだけだった。
これが ”小滝”の滝口であるが、滝壺が見える所までの道は付いておらず、崖ぷっちを見ることが出来なかった。
林道を更に進んで行くと ”鈴ヶ滝”が完璧に見える場所があった。ここまで歩いて来て大儲けである。
分類上は分岐瀑となっているが、渓流瀑と言ってもおかしくはない傾斜をしていた。
”鈴ヶ滝”の岩壁上部はトンガリ岩峰となっており、
滝と岩峰で抜群の景観となっていた。
トンガリ岩峰だけを見る。
更に林道を進むと ”鈴ヶ滝”の滝口を見ることが出来た。
ここも滝壺側を覗き込む道はなく上流側を見て終える。
綺麗に保たれた浴場であったが・・・
あつみ温泉の公衆浴場
200円と安いので喜んで入浴したが、ボディソープ、シャンプーが無いのは当然のことであり、マイソープ、マイシャンプーを使う。
ところが座る椅子が無い!シャワー栓が無い! 蛇口からは水しか出ない! 長い人生でここまで何も無い温泉は山の中の露天風呂くらいしか経験したことがない。
しかも、しっかりした温泉成分の影響でマイソープでもまったく泡立たずに洗った気がしない。 安いだけで飛び込んだことを後悔する。
ここは地元民の無料湯治場だったのだ。 チャンチャン!、
小滝(落差38m)
今日の温泉
公衆浴場は3ヶ所あったが、その内の ”湯之里公衆浴場”に入ることにした。地元民は無料、外来者は200円となっていたが、管理人不在なので入浴料は料金箱に投入するだけ。
摩耶山へ移動途中の山形県鶴岡市のあつみ温泉に公衆浴場があると聞き付け行ってみることにする。
今日の寝床
途中のコンビニで食料を仕入れて、夜の暑さを和らげる為に出来るだけ
標高の高い、摩耶山の登山口で車中泊することにした。
しかし、登山口の標高は285mであり、まったく高い所ではなかった。